お米のこだわり

生産過程(耕法)

当農場の生産上のこだわりは、栄養周期説に基づく健全に育つ稲からたくさん美味しいお米を収穫することです。
特に、耕耘方法にはこだわりがあり、一寸一石(深く耕せば多くの収穫が得られる)を基本に、根っこの生育を旺盛にして健康な稲にすることで、少量の資材でも健康に育つように耕しています。
普通、田んぼが深くなるのを嫌い使用しないプラウ(洋スキ)をあえて使用して、田んぼを20cmくらいの深起しをして根っこの生育環境を広くし、最新技術であるレーザーレベラーで田んぼを±2cmまで平らにして、あえて代かけをしないで田植えを行う「無代かけ移植」で栽培されております。
代かけをしないことで、田植え前の汚濁した水を河川に捨てることなく環境保護にも貢献しています。

■使用肥料のこだわり
当農場では、「まずは稲が健康に育つこと」を基本コンセプトに有機物循環農法を実践しています。
地元、九十九里海岸で加工される煮干(魚粕)を砕き、精米後に出る米ぬかや収穫後に出る稲ワラ、もみ殻といった有機物をまた田んぼに戻しながら土作りをしています。
さらに篤農家は必ず自家製しているボカシ肥料をスペシャルブレンドでつくり、微生物の力で稲ワラなどの有機物が効率よく分解されることで、良質な有機肥料となり化学肥料を減らしています。

■スタブルカルチ
燃費低減を目的とした新たな耕耘方法です。
収穫後の田んぼにある稲ワラなどの残がいを効率良く土と混和することで有機物の分解を早めます。

■バーチカルハロー
粗おこしした田んぼを踏み固め、機械と人の沈没しない田んぼを作ります。

■ディスクハロー
鎮圧で踏み固まった田んぼの表面を削り取るように耕す機械です。

■サブソイラー
水の抜けない田んぼの原因である不透層を突き破り、水はけがよく、空気たっぷりな圃場を作ります。

乾燥・調整施設(ライスセンター)

【玄米調整編】

■遠赤外線乾燥機
遠赤外線放射の乾燥機を使うことで、収穫後の籾を低温でゆっくりと芯から乾燥することで、風味・食味・生命力を保ったお米に仕上げます。

■乾燥方法
収穫後のお米は25~27%程度の水分がありますが、通常は14.5%くらいまで一気に水分を抜きますが、この方法ではお米にストレスがかかり風味・食味が悪くなります。
もとごやでは、一度16.5%で乾燥を止めてお米をなじませてから再度15.5%で水分を止める手間のかかる乾燥方法を行っています。
これにより、余計なストレスがかからず水分のばらつきの少ないお米に仕上がります。

■2段選別プラス石抜き機
通常は、選別網を1回しか通しませんが2回の選別網を通すことで米粒の揃った玄米に仕上がります。更に石抜き機※を通過させています。
※お米と同じ比重・サイズの石は抜けません。

■色彩選別
精白米は色彩選別機を通過することで、変色したお米、虫による被害をうけたお米、雑草の種などの異物を選別します。

■貯蔵方法
年間を通して品質と食味を維持するため、年内は籾貯蔵で、暖かくなる3月以降は低温倉庫(15℃以下)で玄米貯蔵します。